にじさんじの壱百満天原サロメさんの衝撃的なデビューで、さらなる盛り上がりを見せるVTuber業界。
画面上で楽しそうに輝くライバー達を見ていると、いつかは自分もそっち側の人間になりたい…!と夢見る人も多いのではないでしょうか。
私もその1人でした。
でも、いざVTuberデビューをしようと調べると、聞いたこともない専門用語やお高い機材の話ばかりで嫌になってしまいますよね。
今回は、なるべく難しいこと、お金のかかること、時間のかかることは抜きで、「誰でも簡単に!安く!すぐに!」VTuberデビューできる方法をお伝えします。
1. まずはモデルを探そう!
VTuberデビューするために1番大事なもの、それは自分の姿です。
完全に無料でやりたい場合、「VRoid」等を使って自作する方法等もありますが、絵を描くスキルが必要ですし時間もかかります。
今回オススメするのは「nizima」でなりたい理想の姿を見つけて、モデルを購入することです。
安いもので100円や300円~、完全一点ものの凝ったデザインで10万円前後と幅広い価格で用意されているので自分に合うものを見つけてください。
「Live2D」と書かれているものが、VTuberのように自分の動きに合わせてモデルが動くように使えるものです。
理想の姿が購入できたら、データをダウンロードします。
2. モデルを動かすソフトを入れる(無料)
購入したモデルはあくまで「動くキャラクターのデータ」なので、次に「キャラクターを動かすためのソフト」が必要になります。
まずはPCゲームのプラットフォームである「Steam」をインストールし、アカウント登録をします。(もちろん無料です!)
そして、「Steam」で「VTubeStudio」というアプリをダウンロードします。
アプリを起動し、先ほど購入したモデルを読み込み、Webカメラとの連携が出来たらモデルの準備は完了です!
PCにWebカメラがついていない場合、私も使っているこちらのカメラが安価で性能も問題なくオススメです♪
※Macの場合、App Storeから「VTube Studio」をダウンロードできます
3. 配信画面を作るソフトを入れる(無料)
最後に、YouTubeやTwitchで配信をするためのソフト「OBS」をインストールします。
OBSを開いたら、【ソース】の【+】を押し、【ゲームキャプチャ】を選びます。
(※先ほど用意したVTubeStudioは出したままにしておいてくださいね!)
【ゲームキャプチャ】の設定画面が出てくるので、
・モード「特定のウィンドウをキャプチャ」
・ウィンドウ「[VTube Studio.exe]:VTube Studio」
とします。
すると配信画面に先ほどのVTubeStudioの画面がうつされます。
サイズを調整して、【設定】の中の【配信】から配信サービスを連携し、「配信開始」を押したらVTuberデビュー完了です!
おまけ1. 配信サービスはYouTubeとTwitchどっちがいい?
配信プラットフォームはYouTube、Twitch、ニコニコ動画、Mirrativ等様々ありますが、初心者の方におすすめなのは圧倒的に【Twitch】です。
Twitchをオススメする理由
収益化のハードルがフォロワー50人以上と低い
└ YouTubeはチャンネル登録1000人が必須なので比べると条件が緩い
通信や画質が安定している
└ ニコニコ動画だと、まともな環境で配信するために有料会員になる必要がある
└ Twitchなら完全無料で高画質・長時間配信が可能、プラットフォームの不具合もほとんどない
小規模の配信でも見つけてもらいやすい
└ 配信がカテゴリごとに細かく分けられていて、知名度がない状態でも検索で引っ掛かりやすい
おまけ2. その他に配信に必要なものは何?
マイク
ノートPC内蔵マイクやヘッドセット付属マイクでは、音質は期待できません。
より配信のクオリティを上げたい場合、まずはマイクの購入が考えられるでしょう。
色々なマイクがありますが、まずはどんなPCでも使える【USB接続のコンデンサーマイク】を選ぶのがよいです。
キャプチャーボード
Switch等のゲームを配信したい場合、【キャプチャーボード】というゲーム機とPCを繋ぐ機器が必要です。
Elgatoというキャプチャーボードが最も人気でよく使われています。
ゲーミングPC
より高画質で、たくさんのゲームで遊んだりしたい場合、高性能なPCが必要になります。
ゲーミングPCを取り扱うサイトで、予算や求めるスペック(配信で"何がしたいか"から逆算)に合わせて選びましょう。
FRONTIERでゲーム用として紹介されているPCをセール時に買うと、安く高スペックなPCが買えるのでオススメです!
おわりに
以上、最短でVTuberデビューする方法でした。
最初はお金や時間をあまりかけずにスタートしてみて、続けられそうならマイクやPCなどへの投資を進めていきましょう。
「VTuberになってみたい」という人は、星の数ほどいます。
でも、ほとんどの人が「やってみたい」で終わってしまいます。
まず「配信をしてみる」という一歩がなによりも大切。
いつかあなたの配信に出会えることを、心から楽しみにしています。